ナノテクノロジーとは何か
ナノテクノロジーとはどんなものなのかについてご説明します。
まず、ナノテクノロジーのナノとはナノメートルのナノの事を指しています。ナノメートルとは1メートルの10億分の1の単位のことをそう呼びます。1ミリメートルの1000分の1が1マイクロメートルで、その更に1000分の1が1ナノメートルになります。地球の直径を1メートルとして、1ナノメートルは大体一円玉と同じ大きさになります。もちろんこれは肉眼で見ることは不可能です。
ナノテクノロジーはそのナノサイズの原子や分子のレベルで起きる現象を自在に操作する技術のことです。原子力間顕微鏡などによってナノサイズの観察や操作が出来るようになったおかげで、原子や分子の大きさの現象を操作することでこれまで無かったような性質や機能を持った物質が生まれることがわかってきました。それにより技術の領域が広がり多くの分野での応用が出来るようになってきています。「ナノテクノロジーは21世紀の産業革命だ」といわれています。
原子や分子は組み合わせや並び方を変えることで物質がまったく新しい性質を持ったり新しい現象を生み出すことが出来ます。例えば炭素は結合が違うだけで石炭になったり、ダイヤモンドになったりもします。この原子を並び替えることで未知の可能性を秘めた夢の新材料が生まれることが注目されてきています。